獣害対策装置は、屋外に設置されるものです。電源の確保が課題になります。家庭用電源が届くところなら問題ありませんが、畑や山の中では、電源線を引き回す事ができなくなります。バッテリー駆動させることになりますが、バッテリーは消耗するので、時々、バッテリー充電のための交換が必要になり、非常に面倒です。
そこで、ソーラーパネルを使うことにします。バッテリーは、バイク用の12Vの小さなバッテリーを使います。バッテリーの充電には、充電コントローラーが必要です。
ソーラーパネルは、これを使いました。京セラのソーラーセルを使い、アルミ枠で固定されていて、しっかりとした作りになっています。5Wの電力があります。重量は1kgと少々、重ためです。
充放電コントローラーは、これを使いました。安物ですが、十分使えそうです。
バッテリーは、これです。[ サイズ ] 高さ8mm 幅7mm 長さ11mm/[液入り重量 ]約1.48kg と小型です。
配線は、このようになります。
簡単ですね。これで、バッテリーが消耗した時には、ソーラーパネルからの電力がバッテリーにチャージされます。木材を柱にして、ソーラーパネルとバッテリー、充放電コントローラーを取り付けます。充放電コントローラーは雨水が入らないように、ビニールで覆って防水します。購入費用は、約5,500円ほどでした。これで、数年間は電源の心配をしなくても済むと考えれば安いものでしょう。少なくとも、数日おきにバッテリー交換に出向かなくても済みます。
獣害対策装置は、太陽が出ている昼間は、動作していないので、バッテリーチャージに励む事ができます。太陽が沈んだ夜間は、バッテリーに蓄えられた電力で、獣害対策装置が動作します。実験したところ、一晩で、バッテリーの30%ほどが使われていました。昼間の太陽の光で、夕方にはフル充電になっていると思います、
ちょっと、かっこいいですね。